続・運命の出会い-前編-

Sabuの連載


続きです。

今までは私がキースの帰りを待っていたけど、スッチーになってからは彼が私の帰りを待つ事に。
ロサンゼルスベースだったので、仕事の前夜には飛行機で出かけてホテル泊まり。
ロスに帰って来ても、サンフランシスコ便に間に合わなくって、またお泊まりとか。
毎日家で顔を見ていたのが、月に合計10日間も一緒に過 ごせたらラッキーって日々に。
休みの日でも、時差ぼけでぶっ倒れていたりするし?これが原因で、家族愛に変わって来たのかも。
キースには耐えられなかったのだろうね。

飛び始めてから4年後に、やっとサンフランシスコのベースに移動が出来ました。
でも時はすでに遅しで、キースには新しい出会いが…。

その頃に実は私もフランクと出逢ったの。
ロスから帰って来る便にフランクが働いていて、あらーって思って声をかけて。

でも実はフランクはそれ以前から私の事が気になっていたそうで。
ただ何で一緒に飛ばないのだろうか?って思っていたらしく。

しかし、フランクはサンフランシスコの国内線ベース、私はロサンゼルスベースでしかも国際線だったので。

その日にその謎が解けたそうで。その後お互いに良い関係が始まり、キースの彼氏が一緒に住みたいって話に。
その時は一軒家を持っていたので、では4人で一緒に住もうって言われて、、、え?フランクには無理でしょう。
私はキースの彼以外は知っている立場だけど、フランクは私以外は知らないし。

私が居ない時、この二人と過ごすの?
フランクにとって、私が最初の彼氏でして、、何も知らないし。そりゃー無理でしょうって結論で、私が家を出ましょうって決めた。
フランクと一緒に住もうかと思ったけど、私が最初の彼氏、つまり今まで他人と一緒に住んだ事がない訳で、自分の空間しか知らないでしょう?

好きだからって、一緒に住む事によって、フランクが独りで居たい時にも私はいるし、
私の荷物もあれば、自分のスペースも限ら れる。鼻くそほじるにも気を使えば、オナラだって豪快に出来ない。

自分だけの空間、時間って物が無くなる訳で、それを経験した事のないフランクに強制は出来ないと思って。

で、フランクが一緒に住みたいって思うまで、私は一人暮らしをしようと決めました。
お互いに通い婚って感じで、行ったり来たり…。

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