日本とアメリカのゲイ(LGBT)の違い

Sabuの連載


日本とアメリカのLGBTの違いって何?と友人に聞かれ、まじまじと考えてみたら、何だろう??
アメリカでは同性婚が合法になったけど、何処でも手をつないで歩ける様になったってわけでも?
書類上では誰もが平等の権利を得られたって事かな?
日本は同性婚でなくて、DP(ドメスティックパートナーシップ ※以降DP)の段階だから、
それってアメリカの多分20年くらい前の話かな?
今回宝塚でもDPの受理への動きを始めたとか?(※2016年3月に要綱をまとめ、6月にも施行する予定との事)
それに対する私なりに色々なコメントを読んでいて、意外とビターなんだなあってのと、ごちゃ混ぜ誤解している人も?

勿論中にはサポートのコメントもあったけど、
大半が…
・気持ち悪い
・同性愛は異常
・マイノリティー
・障害者
・同性婚の権利なんておかしい
・ロリータにも権利をあげろ
などがあった。

今日本で起こっている事は、DPであって同性婚ではなし。そこから始めないとね。
同性婚が合法になった今では、DPはあまり意味がないのでは?
って思えるのだけど、色んな事情で結婚は出来ないってカップルもいるはず…。
だから、今でもDP法は存在すると思うのだけどね?
その辺は無知な私、許してごめん。

DPは結婚とほぼ同様の権利って事だから、遺産相続やら、相手が植物人間になってしまった時とかの決断の権利、
もしもDP中に借金を作った場合の返済の義務とかね?
まあ、いわゆる普通の夫婦と同じ権利なのでしょうけど、
私が一番大きいと感じたのは、もし相手が危篤状態になったとき、家族以外面会謝絶って時に会えるの。
その権利って凄い事だと思う。

ストレートの友人で、結婚を考えていた矢先に彼女がガンに…。
若かったし悪化が早くって、病院に行っても最期は看取れなくて。

また、ゲイの友人でアメリカ国籍、永住権を持っていなかったがゆえに、
DPになれず、彼も最愛の人の最期を看取れなくて。

何年、何十年って連れ添った仲でもDPってのが無いが為に、
最愛の人の最期を看取れない、最愛の人に看取ってもらえないって、酷だよね。
DPって言葉がそれを変えれるなんて凄い。
ただね、DPはその受理している市でしか権力無し。
他の受理していない市に移動してしまったら意味が無い。
つまり病院だって、受理していない市に入院してしまったら、二人は全く赤の他人ってのが事実。

次の課題は会社だった…。これについては次回にお話しますね。

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