アメリカでの同性婚について

Sabuの連載


次の課題は会社だった。市がDPを受理しても、会社にそれを受け入れろって権利はないはず?
20年前、大手の会社が次々とDPを受け入れ始め、
保険なども共有出来る様になって来始めたけど、それも企業次第。
うちの会社は拒んだねえ。石を投げたらゲイに当たるでしょうって街の圧力に負けて、
やっと重い腰をあげて受け入れた。大手企業が本当に大手になった一歩かな?
日本でももっとDPを受け入れる市が増えなきゃだけど、それと同時に企業も受け入れて行かないとねえ。
でもDPはDPであって、結婚ではない。
アメリカのゲイコミュニティーは、平等の人権、権利を求めてずっと戦って来たの。
DPがあるから、これで黙って?って案だったのかも知れないけど、実は結婚出来る夫婦でさえ、このDPを申請出来るの。
何で?って思うのは私だけ?結婚は認めないけど、まあDPで我慢しなって出た法が、結婚出来る夫婦にも権利があって?
それって平等では無いでしょう?って思ったの。
やっと10年程前にサンフランシスコで同性婚が認められて、そこいら中からゲイカップルがサンフランシスコの市役所に。
その列は毎日凄いって物ではなかったけどね。フランク(今の旦那)とどうする?
って考えて、一度は足を運んだけど、あまりの行列に圧倒されて、静まり返ってからって結論。
って検討していたら、市の裁判で負けてしまい、全ての結婚が却下!
ロスから芸能人とかも来て結婚していたのにねー。

次は州レベルに、それが7年前かな?州が勝ち、カリフォルニア州レベルで結婚が認められたの。
大統領選挙も控えていて、反対派はそれにひっくるめてゲイの結婚を破棄しようとして、、。
でそれが通ってしまったんだよねー。でも我々は滑り込みセーフで、以前にも書いた結婚のエピソードを見てね。
その3、4ヶ月に結婚した夫夫、婦婦は合法で、却下されなかったの。

さて次はー、国レベルの最高裁でしょう!
DPでないけど、我々の場合は、州で一旦合法となった結婚で、カリフォルニア州にいる限りは夫夫であって、却下されないし、他の州に移る事もないし?
って思ってはいたけど、やはり周りで結婚したいけど出来ないゲイカップル、そして次世代のゲイの人達にも平等の権利は必要でしょう!
ちなみに日本で言う確定申告?アメリカでは州と国の税金の申請をするのだけど、
我々の場合、州では夫夫でジョイント、国では他人で別個に申請だったから、ややこしいのなんのって。
ゲイコミュニティーは戦い続け、今年最高裁の判決で同性婚が合法となりました。
大統領でさえ介入出来ない、法律を作る9人のスーパーブレイン。
もうこれ以上上はないからね。今や結婚の定義も、男女成人から、男女もしくは同性の成人の同意に基づいて、、って変わっていて、法律なの。
民主主義の多数決での結果。反対派もいるだろうけど、今や同性婚が合法なんです!

これに対して…最近みなさんも記憶にある事が起きて…次回話しますね。

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