最初にフランクの叔母婦婦の話を?
フランクは18歳の時に、母にカムアウトしたそうで。
その時は両親は既に離婚してて、フランクと姉は母方に。父にいつカムアウトしたか、今度聞いてみるけど。
ちなみに父と義理ママ世子さんとも仲が良いけどね。
母はとても物静かな人で、果たしてカムアウトの反応は、本人に聞かないと分からないけど、母親は皆知っているって言うから 、
とうとう来たかって感じだったのでは?後日母が妹(フランクの叔母ね)に、実はフランクがゲイだってカムアウトして来てって話しかけたら、
あー私もよって、便乗して来た。その時の母の反応も本人に聞いてみないと分からないけど?まあそんな愉快な叔母。
そんな叔母が!
この叔母とパートナーの叔母が、何の前兆も無しに、いきなりシアトルからカリフォルニアに引っ越して来て、今年の始めにリタイアメントホームに入居したと言う。
距離的には、北海道から大阪って距離かな?でも違う州だし、気候も違うし、何でまた?って感じだけど、私としては、叔母二人が大好きだから、近くに引っ越して来てくれて嬉しいのだけど。
そっか、場所はサンフランシスコから車で1.5時間北に上がった所、サンタローザって郊外の街。
山と緑に囲まれてて、空気が澄んでいるのがいるのがすぐに分かる場所。
どうやってここを見つけたのかは知らないけど、叔母はリサーチする人。
ここが一番と思ったのでしょうね。だって、高級コンドミニアム、何もかも付けてしまいました!って感じの施設。
施設?ってかホテルみたい。ごめんなさい!値段は恐ろしくって聞けなかった。
三階建てで、各フロワーに20棟のコンドミニアムがあって、勿論アッセンブリーホール、映画館に図書館、食堂ってよりレストランが入っているの。
住人、そのゲストなら利用可能だし、まあ時間帯の制限はあるけど、毎週メニューも多少なり変わるし、丘の上に建っていて、レストランからの景色もびっくり。
勿論家の中にもキッチンがってか、全くのコンドミニアムだから、普通の家に施設が引っ付いているって感じかな?
車椅子でも良い様に、廊下もドアも、トイレとかでも広いから、何もかも広くデカく見えて。
何じゃいこの豪華さはって感じの施設。この建物の隣には、痴呆症様の施設もあって、ボケても安心?って感じで。
最初に書くべきだったかな?ここはLGBT専用とは言わないけど、メインなターゲットはLGBT。
住人は殆どそうで、叔母の話では、ストレートで入って来ても、耐えられない人は出て行くとか?LGBTフレンドリーってのが売りの様で。
私が逢った限りの住人は皆様ゲイ(LGBT)、とってもフレンドリーで、ただ高齢ってだけ。
ゲイしかいねーぜ
スタッフも優しく、ゲイの人が多々でした。すれ違う住人に、叔母は我々を紹介して、皆生き生きしていた。
結構住人のゲストてのも来 てて、やっぱりゲイの人がってか、ゲイしかいねーぜ、かな?
私のイメージの老人ホームって、殆どが車椅子に乗っていて、言い方悪いけど最期を待っているって感じ。
でもここは、あんたその歳で相手探すんかい?って感じの、ノリノリ雰囲気。
わしゃー、まだ死ねへんで!って感じかね。叔母婦婦は、カップルだけど、殆どがシングルな感じだった。
ペットもオッケーだし、でっかいコンドミニアムって感じだから、別にレストランで食事しなくても良いし、家の中にはキッチンもあるし、寂しくなったら外に出れば誰かいるし。
施設敷地内に菜園とかあって、自分の畑も借りられるの。
好きな野菜も作れて、小屋無しの鶏もいて、玉子も新鮮。プールも付いてて、老人ホームで水の施設?って思ったけど、管理 されているし。こういう老後もあるんだなあって思った。
最後に…
きっと探せば、ゲイ向けの施設も多々あるのだと思うけど、今回はたまたま叔母達が入居したので、その施設の紹介でした。
ちなみに、笑えるのは?ってかもう当たり前なのだろうけど、叔母達、義理ママに,フランクの母も、我々を紹介する時には、息子夫夫、甥夫夫って言うんだよねー。
また長くなった!次回もお楽しみに!