初アメリカでゲイが集まるカストロ?!

Sabuの連載


どうしてこの職業に就いたか?就きたかったか?

多分フランクと一緒に行った時に質問された項目の中にあったと思うのだけど、
どうしてこの職業に就いたか?就きたかったか?
大学3年の時にオーストラリアのシドニーに一ヶ月のホームステイをして、勿論あれが始めての海外。
家を出るのも始めてなら、国外を出るのも始めて。
勿論何もかもが新鮮で、刺激的で、そしてホームシックって言葉も始めて経験して。

色々な人と出逢い、英語ってカタカナ並べれば通じるのじゃないのね?って感じでさ。
何もかもが勉強ではあったけど、それよりなりより、男のスッチーに出逢った事、あれが人生の目覚ましだったのかも?
今でこそ飛行機に乗るなんて、新幹線に乗る感覚だけど、あの頃は値段も高ければ、個人で旅行ってのも?


男のスッチー…

まあ少なくとも田舎出身の私の周りでは少なくて。
それだけでワクワクなのに、しかも海外、、そしたら男のスッチーだよ?
日本ではあの頃でも居なかったのでは?制服に憧れたのか、食事出してくれた兄ちゃんに憧れたのか?
とにかくビックリ!これになりたい!の一言だったのを覚えている。興奮状態のままの自分で。

その歯車がかかったまま、アメリカへ…

その歯車がかかったまま、大学4年の夏に卒業旅行って事で、今度はアメリカに行こうと計画。
細かく書くと長くなるのだけど、オーストラリアに行く為に東京駅からリムジンバスに乗って、
そこで隣に座ったアメリカ人のおじさんと文通するようになって(勿論ブロークンイングリッシュす)、アメリカ行きたいんだって言ったら、泊めてあげるから来ればーのお返事。
若かったのねー、ラッキーって 事で計画建てて、さて出発って前になって、おじさんは仕事で出張するからいなくって、代わりに友人が泊めてくれるからってことで。
どうせおじさんとも1時間程バスで何だかジェスチャーで話しただけだし、泊めてくれるんだし誰でも良かれ?の感覚で。
で、金髪の白人の眼鏡かけた痩せた兄ちゃんが迎えに来るとの事で?で、当日サンフランシスコの空港に降り立ち、ゲートでそれらしき人を捜したけど、
え?居ねーじゃんって感じで。そしたらヒスパニック系の小太りのちょっとはげかかったおじさんが私の名前をプラカードに掲げてたっていたの。

ここは私の将来住む場所って感じたの

目が点、、。近付いて名前を言ったら、何か言ったけど、良く解らず?でも迎えに来るって友人が忙しくって、明日来るので、今日は私の家で泊まってって事らしく?
よくもまあそこまでで、理解出来たと思うけど。若かったのねえ、すんなりとついて行ったよ。
でも空港からおじさんの家までの中で、ここは私の将来住む場所って感じたの。
シドニーも楽しかったけど、この感覚はここに降り立った時に感じてさ。 

住んでいたのはカストロの近くだった

このおじさんが住んでいたのはカストロの近くだったの。
でも私は事前に何も調べなくって、アメリカさ行くだあの世界で、バスで逢ったおじさん、その友人が住んでいる所、ましてやサンフランシスコなんて、名前だけしか知らなくって、、。
新宿二丁目にだって未だに言った事もない私、カストロが何かって知る訳無いでしょうに?アメリカって言葉に何故か舞い上がっていたのかもね。
で、このヒスパニック系のおじさんが、ちょっと歩いて 行けば?散歩して来たら?って事で、またまたオッケーの返事でお出かけ。
オイオイオイ!何だこの世界!目覚まし時計どころか、バットで頭を殴られて、それでもって百人の看護士が看病してくれたって感じで、
人生この瞬間に変わったのだと思う。新鮮って感覚より、驚きと安堵?喜びまで付け足す!
醜いアヒルの子がやっと自分の同類に出逢えたって瞬間かもね?
ビックリで、ビックリで、またビックリでした。すごいでしょ?また続きがあるので次回に〜♪
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