アメリカでの同性婚が拒否された事について

Sabuの連載


何処かの州の市役所の結婚受理所の役員が、ゲイの二人が申請しに来て、
宗教上認めないから私は受け取れないって拒否したの。
数回拒否したのかな?それが問題になって、ニュースでも持ち上げられて、、?
反対派もいるだろう、けど今は合法、法律なの。

私は同意していないは?って、それは違法でしょう?
赤信号、私は合意していないから渡りましょう?
消費税、私は合意していないから払いません?
宗教の自由は与えられたもの、でもそれを他人に押し付けるのは意義有りでしょう?
自分が信じているからって、他人は別の考えを持っているかもでしょう?
馬鹿げた事に、この市役所の社員の女はずっと拒否続けて裁判沙汰に。
裁判?だって違法でしょう?それをまた市民の税金を使って裁判?
結局結婚は受理されたけど、この女は別のセクションで未だ働いているらしい。
現実はこんなもんだよ。それでもペーパー上では合法の結婚。今やどの州に行っても我々は夫夫なの。
そう、税金の申告も、州、国共に夫夫で出来ます。

ではちょっと上に書いたビターなコメントに対しての私のコメントを。
気持ち悪い?人が人を愛するのに何が?性癖が違うから?って言うのなら、
私に言わせてもらえば、私が女性と?って方が、、悪夢になります。言い方悪いけどね、同じことでしょ。

自分と考え方が違うから異常?自分は神様か?
アメリカ、ヨーロッパのいくつかの国も同性婚は合法。
ではその賛成者は異常なの?ロリータにも権利をって?
どんな、合法に未成年者虐待?結婚はあくまでも成人同士で、
両方の同意の上でしょう!マイノリティーって、確かにマジョリティーではないにしても、思っている以上に存在する。
ただその環境を作っていないから、いわゆる隠れってのがあって、カミングアウトって言葉まで。
公にしている人は、そのままゲイ。クローゼットってのが、ゲイだけど公に出来ないって人。
カミングアウトは、クローゼットから出て来る人。
飛行機の中で、たまにふざけて、私はカミングアウトします!
ってクローゼットから出て来たりするけどさ?

ゲイはゲイで、途中でゲイにならないし、人生のなかでゲイである事に気がつくだけ。
それを周りがどう受け止めるか、周りの環境において、カミングアウトが遅いか、一生出来ないかって事では?
私の環境は多分特別なのかも。家庭でも仕事場でも自分でいられる。
私のコンドミニアム、全ての住人を知っている訳ではないけど、知っている人は殆ど皆我々に親切。
障害者扱いや、精神異常者扱いする訳でも無し?
石を投げてもゲイには当たらないって街に住んでいるのにね。

先日も近くのスーパーに行って、いつもフレンドリーなキャッシャーの女の子の所に来て、たわいもない会話。
私の後ろにはそれなりの列もあるのだけど、彼女が、、旦那元気?って普通に会話して来てさ。
私的にはちょっと頭の後ろに汗を感じながら、今仕事で明日帰って来るんだーって返答して。
以前のエピソードで書いたけど、職場はゲイ場?ってな感じで、勿論宗教上とかで反対の人もいるのでしょうけど。
当人もともかく、息子が、娘が、兄弟姉妹がゲイでさあってのは当たり前。
探りを入れながらとかでなくて、もう普通に会話が出来るし、私も隠す事無いし。
そのゲイがマイノリティーって思っているお方達、実際のマイノリティーってのが、
10x90とか、40x60とか、パーセンテージは分からないけど、マイノリティーの環境にしているのは、そう思っているあなただよって思う。

日本はまだDPのレベル、でももの凄い早さで物事が変化しているのは実感しているのかね?
アメリカでは20年強かかって、DPから同性婚迄来た。
日本ではもっと早い過程になるとは思うけど、それでもその後の対処?
両手を上げて喜べる環境でも無し?課題はたくさん。
前進あるのみだね。アメリカからも応援しています!

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