皆さん、はじめまして。そうでない方は、いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
Rainbow Nude Yoga & MassageのRyuです。
この度、私が提唱している、ヌードヨガに関する連載をスタートさせていただきます。
なじみの無い方も多い気がする「ヌードヨガ」
この連載で身近に感じて頂ければ嬉しいです。
■プライベートレッスンについて
ニューヨークの全裸でヨガをするヨガスタジオ「Bold & Naked」がメディアに取り上げられ話題となったのが2014年。
あれから4年経ち話題性は薄れましたが、ヌードヨガができるスタジオは少しずつ増えてきているようです。
「Bold & Naked」はスタジオの貸契約終了に伴い、グループレッスンはなくなってしまったようですが、プライベートレッスンは引き続き受けられます。
グループレッスンが恥ずかしい人は、プライベートレッスンなら大丈夫ですね!
私のスタジオ「Rainbow Nude Yoga & Massage」では、マッサージも一緒に受けられるという理由もありますが、プライベートレッスンを受ける方が多いです。
【ヌードヨガの歴史は最近からではない!?】
実はヌードヨガは決して最新のものではありません。
デジタルがない、1960~80年代に出版された書籍もいくつもあります。
また、欧米では2000年代にたくさんの教室が始まりました。
「Rainbow Nude Yoga & Massage」の生徒さんは外国の方も多いのですが、
皆さん口を揃えて「大きな都市ならたいがい教室はありますよ」とおっしゃいます。
アメリカはもちろんですが、フランス、イギリス、オランダ、スペイン、オーストラリアなど、
欧米の先進国には必ずといっていいほどあります。
これはヨガがセレブの間で広まり、今日のヨガブームに至った時期と重なります。
当時は先進的だったでしょうが、今では当たり前なんです!
【日本ではまだまだ少ない】
しかし日本ではまだまだとても少ないのが現状です。
「恥の文化」だからでしょうか。
日本の歴史を研究している外国人に言わせれば、
銭湯や温泉で混浴の文化もあるのにちょっと不思議だとのこと。
確かに江戸時代くらいまでは銭湯のほとんどが混浴でしたし、
サウナや温泉も楽しむ文化ですし、裸祭りもたくさんあるのにね。
研究結果では、文明開化とともに欧米の価値観を積極的に取り入れ、
戦後アメリカの統制を受けたのも相まって、日本の文化は変わってしまったということらしいです。
その流れを受け継いでいるのなら、ヌーディズムに寛容な欧米の価値観も受け入れられるのではないか、と思ったりもします。
日本でのパイオニアは、長年新宿区でスタジオを開いていらっしゃる奥本健先生です。
http://www.kent-w.com/yoga/index.html
【欧米諸国では、ヌードで過ごせる場所が増えつつあります】
欧米諸国では、ヌードで過ごせるリゾートホテルやリトリートも増えてきています。
「リトリート」とは、ストレスのある環境から離れ、心身のリラックス&リフレッシュを目的とした施設やツアーのことをいいます。
ヨガやマッサージを受けられるところが多く、食事も完全オーガニックだったりベジタリアンだったりします。
キレイなビーチや森林など、自然の中でのヌードヨガは本当に気持ちがいいです。
YAGの記事の中でもいくつか紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
記事はこちらとこちらの一覧で見ることができます。
「Rainbow Nude Yoga & Massage」でも、国内外でリトリートを開催しております。 日常生活の疲れを癒し、ストレス解消していただけると好評です。
【リトリート】
今までにバリ島、ベトナム、パタヤ、沖縄、千葉外房、群馬の山奥などで開催しました。
一部ですが、リトリートのレポート記事もぜひご覧ください。
◆沖縄・阿嘉島☆美ら海リトリート
https://www.yag.lgbt-jp.net/ad/31.html
◆いすみでYoga!夏合宿
https://www.yag.lgbt-jp.net/ad/36.html
今後も皆さまのリクエストを元に開催していくつもりですので、ぜひご意見をお聞かせください。
東南アジア、インド、中南米でも欧米人が経営するリトリート施設が少しずつ増えてきている現状があります。
中でも多いのがヨガの聖地でもあるバリ島でしょうか。
忙しく観光して回るのが大好きな日本人ですが、ゆっくり滞在しながら自分を見つめ直すいい機会になりますよ。
【最後に】
最近では香港やシンガポールなどでも欧米人の先生がヌードヨガ教室を開き始めているそうです。
宗教や法律など国によって条件が違うので、今のところ同性のみのクラスがほとんどです。
これは欧米諸国においてもそうですが、そのほうがハードルが低いですしね。
男女Mixでなくてもいいので、アジアにももっと広まってくれるのを期待しています。